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事例紹介

畑の再生 #002(耕作放棄地/白州vineyard)

1.施工スタート(2012年12月スタート/標高750m)

まずはジャングル化した畑で伐採した雑木のチップ処理を行います。この作業に20日間近くかかりました。雑木とはいえ、直径1mの大物もあり根が太いため作業も大変です。




同時進行で約6haある表土の引っ越し




融雪剤代わりに苦土石灰を人力で散布します。



傍らでは整地仕上げで表土戻しを行います。




畑頂上まで200m、高低差20m、人には優しくないですが、作業性は上がります。



上の写真と同じ場所です。地形が「なべ底」になっていると冷気が滞留しやすく、ぶどうの凍害や遅霜の心配があるので補正整地をします。



拾えど拾えど出てくる小枝達。あきらめずにこれだけは凡事徹底します。



野辺山のレタス農家さんから借りた大型トラクターで仕上げです。



チップ処理機に入らない巨大な根っこは土留めに利用しました。



畑中央には暗渠排水を兼ねた横断道路(300m)




畑下側にも暗渠、表面排水路を掘ることで、瞬間的なゲリラ豪雨も一気に排水することができます。




井戸タンクも自営で設置しました。



整地の完成です。

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